仕事が辛いのは当たり前?新入社員が辛いと感じる時期・原因・対策を解説

転職

新入社員は期待と不安に胸を膨らませています。どんな仕事が待っているだろうか。一緒に働く上司や同僚はどんな人だろうか。仕事のやりがいにはどんなものがあるだろうか。がんばって働いていけるだろうか…。

キャリアを重ねた人材と違って、新入社員には社会人経験がありません。社会人経験がないからこそ、新入社員ならではの「辛さ」があるのです。上司や先輩社員からすれば、「こんなことで悩むの?」と思うこともあるでしょう。

しかし、「辛い」と感じたまま誰にも相談できずにいると新入社員も辞めたくなってしまうでしょう。この記事では、新入社員が辛いと感じる時期・辛いと感じる原因・対策などについて解説します。

新入社員が辛いと感じる時期

初めての社会人生活。

通勤、スーツの着用、ビジネスマナーへの対応など、新入社員を取り巻く環境は学生時代と大きく変わります。

新入社員として、会社や仕事に対して抱く期待もありますが、同時に「辛い」と感じることもあるものです。

新入社員は、どのような時期に「辛い」と感じるのか、パターン別に確認していきます。

配属直後に「辛い」と感じるとき

配属直後の新入社員は、就活生時代に様々な期待をしています。

  • 希望する部署に配属されたい
  • やりがいのある仕事がしたい
  • 仕事を通じて社会に貢献したい
  • 早く仕事を覚えて1日でも早く戦力になりたい

しかし、以上の期待はすぐに叶うわけではありません。

例えば職種別採用をしていない多くの日本企業においては、「希望する部署への配属」が叶うかどうか分かりません。

営業部を希望しても、「新入社員はマーケティング部から」と言われることもあるでしょう。

やりがいのある仕事に関しても、仕事を覚えるだけで精一杯という状態になることもあるはずです。

新入社員は「期待と違った」経験をしたときに、辛いと感じるものです。

特に配属直後は期待と現実とのギャップに悩まされるので、辛い時期となるのです。

配属1~3か月後に「辛い」と感じるとき

配属直後を何とか乗り切った新入社員が、次に辛いと感じるのが配属1~3か月後です。

新入社員研修が4月で終わったとすると、配属1~3か月後は6~8月頃となります。

配属1~3か月が経つと、徐々に仕事や職場に慣れてきます。

営業であれば、上司に同行して顧客を訪問することもあるでしょう。

研修やOJT(職場での教育)が一段落し、いよいよ学んだことを実践する時期です。

少しずつ挫折や失敗を味わうのが配属1~3か月後と言えます。

例えば、営業部に配属された新入社員Aさんは、学生時代に営業のバイトを経験していました。

しかし、上司に同行して顧客と商談してもうまくしゃべることができません。

研修で営業トークを学んだはずなのに、顧客には全く響いていません。

「自分はこんなこともできない」「自分はできるはずなのにできない」ことに気づいたとき、新入社員は辛いと感じるものです。

配属半年後に「辛い」と感じるとき

配属半年後、だいたい10~11月頃に新入社員が辛いと感じる時期が再びやってきます。

11月を超えると年の瀬を迎え、賞与が出る時期でもあるので、新入社員が辛いと感じるパターンとしては配属半年後が最後の重要ポイントと言えます。

配属されて半年が経つと、仕事の全体像が見えてきます。

営業なら顧客との商談の仕方、アポイントの取り方、そして受注の仕方まで仕事の全体像が見えてくるのです。

もっともこれはあくまでも新入社員から見た仕事の全体像であって、実際に、職場の全ての仕事を新入社員が把握できるわけではありません。

ただ、仕事の全体像が見えてくると新入社員が感じることがポイントです。

仕事の全体像が見えると、何となく将来が見えてきますよね。

将来に対して明るい気持ちを持てれば良いですが、暗い見通ししかないと「こんな上司にはなりたくない」「こんな同僚とずっと働きたくない」「私がやりたかった仕事は他にあるはずだ」「会社の将来が見えない」などと、ネガティブな気持ちに陥ります。

将来にネガティブな見通ししか持てなくなり辛いと思うようになるわけです。

新入社員が辛いと感じる原因とは?

新入社員が辛いと感じる時期について、以下の通り、配属直後・配属1~3か月後・配属半年後に分けて確認してきました。

  • 配属直後:期待と現実とのギャップに悩まされて辛い
  • 配属1~3か月後:少しずつ挫折や失敗を味わって辛い
  • 配属半年後:将来にネガティブな見通ししか持てなくなり辛い

新入社員は、1度嫌なことがあったからと言ってすぐに辛いと感じるわけではありません。

新入社員が辛いと感じる原因について確認します。

仕事量が多い

新入社員のキャパシティを超えて仕事量が多いと、新入社員は辛いと感じます。

上司・先輩にとって「そんなに仕事は多くないだろう」と思う量でも、新入社員にとっては「多い」と感じることがあります。

なぜなら、新入社員は初めて社会人の仕事に携わるからですね。

上司・先輩の感覚で仕事を依頼されても

また、物理的に仕事量が多いこともありますが、仕事の進め方が分からないので仕事量が多いと思うことも。

ルールややり方が分からないままに仕事に取り組んでも、なかなか仕事が終わらないため、新入社員は「仕事量が多い」と思い、辛いと感じる社員がいます。

職場の雰囲気が合わない

職場の雰囲気は、新入社員が入社する前から既にできあがっています。

自分に合う職場の雰囲気であれば良いのですが、新入社員にとって職場の雰囲気が合わないと辛いと感じる人も出てくるでしょう。

職場の雰囲気を変えたいと考えても、雰囲気は人間関係によって成り立っていますから、人間関係を再構築でもしない限り、雰囲気を変えるのは難しいです。

そして、それは新入社員ができることではないですよね。

これからもずっと同じ職場の雰囲気が続くのかと思うと、新入社員は辛いと感じる原因となるのです。

社風が合わない

入社前に企業研究や面接プロセスの中で知った「社風」と、入社後に把握する「社風」とは異なることがあります。

そして、期待した「社風」と違ければ違うほど、新入社員が辛いと感じる原因となるのです。

社風とは経営理念・人事制度・社内ルール・人間関係などによって出来上がる「会社全体の組織風土」を指します。

例えば入社前には自律的な社風だと思っていたのに、実際にはキャリアが長い社員の意見ばかりが通く年功序列的な社風だとしましょう。

そうなると新入社員は「期待した社風と違う」と思い、次第に居心地が悪いと感じるようになります。

社風も職場の雰囲気同様に変えられるものではないので、新入社員は辛いと感じる原因となります。

上司への接し方が分からない/上司と合わない

新入社員にとって上司=管理者という役職を持つ人は、初めての存在であることが多いでしょう。

新入社員研修でビジネスマナーを学びますが、上司への接し方は職場に配属されてこそ体得できるものです。

配属後に上司の接し方が分からない状態が続くと、新入社員が辛いと感じる原因となります。


また、上司が合わない場合もあります。

新入社員は明るい性格なのに、上司はコミュニケーションを取りたがらない。

あるいは、新入社員は1人で過ごすのが好きなのに、上司はしょっちゅう飲み会に誘ってくる。

上司の性格は変えられるものではありません。

ですから、上司と合わないことは新入社員が辛いと感じる原因となります。

辛過ぎて辞めたい…どうしたら良い?

新入社員が辛いと感じることはままあるものです。

辛過ぎて仕事を辞めたいとまで思ったとき、新入社員はどうしたら良いでしょうか。

転職も選択肢の1つではありますが、転職する前にできることについて解説します。

辛いことを書き出す

辛過ぎたときは、まずは辛いことをどんどんメモに書き出してみます。

ノートでも良いですし、日記アプリやブログやSNSでも構いません。

辛いことを書き出すだけで、ストレスを解消でき、また、どんなことで自分が辛いと感じているか、整理することができます。


辛いことの実態を整理できたでしょうか?

もし、パワーハラスメントやセクシュアルハラスメントなどのハラスメントを受けたり、違法行為を強要されたりするなど、このまま勤務を続けても辛さが軽減されないと思われる場合は、速やかに転職活動を行うことをおすすめします。

転職活動を行う前にできることがないなら、早めに見切りをつけて転職活動した方が新入社員の皆さんが時間を有効に使えるからです。

信頼できる人に相談する

書き出しが終わったら、信頼できる人に相談しましょう。

  • 自分が辛いと感じていること
  • これからどうしたら良いか分からないこと
  • 不安に感じていること

以上について信頼できる人に相談してみて下さい。

信頼できる人とは、家族・友人・恋人・知人など誰でも良いです。

知人にはネット上の知己も含みます。

辛いことを書き出しておけば、信頼できる人からアドバイスをもらうこともできます。

どれくらいまでなら頑張れるかを決める

辛いことを書き出し、信頼できる人に相談した後は、どれくらいまでなら頑張れるか期限を決めます。

辛過ぎて辞めたいとまで思っているのですから、頑張れる期限をしっかり決めるのです。

例えば6月に辛過ぎて辞めたいと思ったなら、3か月後の9月までは頑張ってみようと期限を区切ります。

9月の段階で辛過ぎて辞めたい気持ちが続いたなら、これ以上頑張らずに転職しようという期限です。


期限を区切っておけば期限までは頑張ってみようと思えますし、期限が来たら転職活動をすることになるため、気持ちが楽になるからです。

辛い状態が続いたときの対処方法

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辛過ぎて辞めたい状態が続き、頑張れる期限を迎えてしまったら、入社した会社に見切りをつけ、転職活動を始めましょう。

ここでズルズルともう少し頑張ってみようかなと会社に色気を出してしまうと、無駄な時間がどんどん経ってしまいます。

頑張れる期限を迎えても変わらないなら、その会社は新入社員の皆さんが勤務し続ける会社ではないということ。

在職中に転職活動を始めて、次のステップに進みましょう。

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