社会人が勉強の効率を高めるための3つのステップ

仕事術

社会人になると勉強の時間を確保するのって難しいですよね。学生時代と違って、会社に拘束されているのでなかなか勉強する時間がないんです。家に帰ったら風呂に入ったり食事をしたり、家事だってあるし、翌日の仕事の準備もあるでしょう。そして、仮に時間が取れたとしても、効率的に勉強を進めていかないと、知識が身についた感じがせず、結果的に継続しません。

まず、社会人には時間がありません。時間がない中で勉強するには効率的な勉強方法を踏んでいく必要があります。この記事では、社会人が勉強の効率を高めるための3ステップを紹介します。

社会人は時間がない!

社会人は時間がありません!

オフィスに出社すれば7~8時間は拘束されますし、通勤時間もバカになりません。

通勤時間に往復2時間かけ、お昼休みに1時間取っているとしたら、11時間は会社のために使っているわけです。

朝起きて、出社するまでの1時間、帰宅して風呂や夕食を取る時間に2時間、そして睡眠時間が7時間とすれば、残るは24時間ー11時間ー1時間ー2時間ー7時間=3時間!

家事の時間を入れていないのと、残業を入れていないので、実質、毎日1~2時間くらいしか勉強する時間を確保できないですね。

 

 

1~2時間しか勉強時間がない中で、どうすれば効率的な勉強ができるのか、3つのステップで考えます。

ステップ1.簡単なものから手をつける

ステップ2.簡単なものを複数やる

ステップ3.最後に難しいものをやる

ステップ1.簡単なものから手をつける

社会人が効率的に勉強するには、簡単なものから手をつけると良いでしょう。

つまりいきなり難しい本や参考書を読むな!ってことです。

 

 

例えば、28歳の大卒フリーター・A子さんが未経験人事への転職を目指して、社会保険労務士の資格を取るために勉強しているとします。

社会保険労務士は、合格率6%台(2020年度)の難関試験です。

A子さんは、現状を脱するために気合を入れてAmazonを見回っていました。

すると、本格的なテキストや問題集が並んでいて、早速購入ボタンをポチりました。

「合格率6%台の難関試験なんだし、本格的な勉強から始めないとね!」と。

 

 

しかし、A子さんは学生ではないためなかなか勉強する時間が取れず、しかも、Amazonから届いたテキストや問題集はやたら難しい…。

通勤中にテキストを読もうとしますが難しくて頭に入ってこないので、続きません。

休日に勉強しようとしても、仕事の疲れがあるので難しいテキストを開く気力が沸いてきません。

そうこうしているうちに夏(社会保険労務士の試験は8月)が訪れ、A子さんは何らの対策ができていない状態で受験しても意味がないと、この年の受験を見送ってしまいました。

 

 

A子さんは、おそらく翌年も受験しないでしょう。

なぜなら、社会人としての勉強方法を誤っているからです。

正社員だろうがフリーターだろうが、仕事は大変なものです。

立ち仕事だったら、毎晩、足がパンパンになって帰宅することでしょう。

コンサルタントだったら、勉強時間が取れないほどに仕事をしていることでしょう。

そんな状態で、最初から難しいテキストや問題集を解く気持ちになりますか?

ならないんですよね。

 

 

なので、バカにしないで聞いて頂きたいのですが、『サルでも分かる社会保険労務士の仕事』とか『マンガ社会保険労務士に受かる方法』『年金について小学生でも分かるように教える本』とかのようなタイトルの本を手に取って頂きたいんですね(こんなタイトルの本はありませんけれど)。

あるいは、YouTubeの動画で、社会保険労務士の受験講座みたいなものを探して、見て頂きたいです。

ですからもう、問題集は潔く手に取らず、簡単な本を読んで欲しいのです。

 

 

勉強は日々の積み重ねなんですが、最初から難しいものから始めると、理解が及ばない自分と向き合わなくてはならないのですね。

そうなると、葛藤が生じます。

「自分は、こんなもんじゃないって」

でも、こんなもんなんですよ(笑)

 

 

日々の積み重ね=継続性を得るためには、モチベーションが高いことが大切。

いきなり難しいテキストから始めてもダメ。

簡単な本とか、YouTube動画から入って下さい。

そして、モチベーションを上げていって下さい。

ステップ2.簡単なものを複数やる

報連相記事画像

簡単な本やYouTube動画を見ました?

すると「そろそろAmazonに行って良いよね?」という声が聞こえてきそうですが。

まだ本格的な参考書や問題集を買ってきてはいけません!

これから何をするのか?

これからは、簡単な本やYouTube動画を複数見て欲しいのです。

そうすると、徐々に知識が増えてきます。

 

 

「公務員の年金って3層構造なんだ」

「労災には業務災害と通勤災害があるんだ」

とか、社会保険労務士試験に必要な雑学が身についてくるでしょう。

もちろん、雑学では社会保険労務士に受かることはありません。

何しろ、合格率6%しかない難関試験ですからね。

でも、モチベーションを上げ続けるには効果的な手段です。

 

 

何となく知識が身についてくると、たとえそれが成果に繋がらなくても、自信になってくるものです。

心理学にはセルフエフィカシー(自己効力感)という言葉があります。

セルフエフィカシーは、行動をうまくできるという自信のことで、行動へのセルフエフィカシーを感じると、その行動を取るための努力を惜しまなくなるので、辛いことや苦しいことがあっても諦めなくなると言われています。

たとえ社会保険労務士への雑学程度の知識でも、「私、結構、知識が身についているかも!」と思えるようになると、もっと勉強したいという意欲が沸くわけです。

学生と違って社会人には時間がありませんから、モチベーションとか意欲は超大事です!

なので、最初からテキストとか問題集に当たるんじゃなくて、『サルでも分かる〇〇』とか『マンガ〇〇』などを読み、それらをさらに複数、読んでいくことによってモチベーションを高めていくことが大切です。

ステップ3. 最後に難しいものをやる

簡単な本やYouTube動画を複数やって、自信がつき、モチベーションが高まってきたら、ようやくここで難しいテキストや問題集を買って下さい。

難しいテキストや問題に触れられるためにどれだけの期間がかかるのか、それはその人の仕事量次第です。

28歳の大卒フリーター・A子さんの仕事が忙しくて残業続きなら、何か月もかかるかもしれません。

でも、そこで諦めずに自信とモチベーションを高めたら、あとは苦しくも充実した毎日がA子さんを待っています。

 

 

つまり、社会保険労務士のテキストをガッツリ読み込み、その都度、問題集に当たっていくのです。

最初はつっかえつっかえの勉強スピードでしょう。

でも、自信とモチベーションが高まっていますから、「がんばる!」気力が沸いているはず。

合格率6%の難関試験である社会保険労務士には、A子さんも、1年目で受かるかどうかは分かりません。

しかし、翌年の試験では受かっているかもしれません。

というか、試験に受かる前に行った転職活動で、未経験人事の内定を得られるかも…。

 

 

何も、社会保険労務士として開業するわけではないのですから、勉強した内容が自身に身についていれば、不合格でも良い。

面接の中で、「厚生年金は~」「労働基準法は~」とかについて面接官に向かって話せる知識を身につけたら、社会保険労務士に受からなくても未経験人事として採用されるかもしれません。

そういうことが起こるのも、効率的な勉強法3ステップを踏んで学習した成果です。

そして、社会保険労務士に合格したら、大手を振って「私は社会保険労務士に受かったA子だ」と道の真ん中を歩いていけば良いのです。

変な目で見られるかもしれませんけど…(笑)

 

 

3つのステップをご紹介してきました。

社会保険労務士の資格の例を出しましたが、ステップの活用は、資格の勉強に限りません。

何らかの知識を学びたいときにも応用できます。

例えば、「管理会計を学びたい」「システム思考を学びたい」「プロスペクト理論を学びたい」などのように、何らかの知識を学びたいときなら何でも使えます。

まとめ

社会人は時間がありません!ですから、効率的に勉強できるように、まずは簡単な本やYouTube動画を見ることから始めましょう。いきなり難しいテキストや問題集から入っても、モチベーションが高まっていないので継続しません。簡単な本やYouTube動画から入り、それらを複数見て、自信やモチベーションが高まってきた段階で難しいものに触れていきましょう。

Follow me!