準備が勝敗を決める!転職の面接で受かるための4つのポイント

こんにちは!人事コンサルタントのヤマザキエリオです。転職活動中の皆さん、面接に受からないので困っていませんか?面接に受かるということは内定を得ることに繋がります。どんなに筆記試験で良い成績を取っても、面接に受からなければ内定はもらえません。では面接に受かるためには何が必要か?私は「準備」が勝敗を決めると考えています。それでは、転職の面接で受からない人のために準備にフォーカスして解説します。

せっかくのアピールポイントも相手に伝えられなければ意味がない

転職活動をするということは、企業が応募者のキャリアを買うということです。しかし、履歴書や職務経歴書、そして面接において、応募者は人事担当者に自身のアピールができているでしょうか。どんなに立派なキャリアがあったとしても、それを相手に伝えられなければ意味がないことを知っておくべきです。

企業が中途採用を行う理由

企業が中途採用をするのは、労働市場から人材を獲得したいからです。自社内で人材をまかなえるなら中途採用を行う必要はありません。

空いているポジション、これから強化したいポジションなどを埋めるため、企業は労働市場から人材を獲得します。応募者が企業の採用基準に見合えば内定となります。

面接がうまくいかない人は、うまく伝えられない人

企業は応募者を全て面接に呼ぶ訳ではありません。書類選考を行って採用基準に合う人だけを面接に呼びます。しかし、せっかく面接に呼ばれたのに、面接に受かる人と受からない人がいますよね。採用基準を満たしているのだから、論理的には、全員受かってもおかしくない気がします。面接の勝敗を決するのは、伝えられるか否かということです。

輝かしいキャリアを持っていても、あるいは、誰にも負けない知識を持っていても、相手に伝えられなければ意味がありません。相手に伝わらなければただの「期待はずれの人」ですよ。人事担当者が書類選考時に抱いた期待値と実際が違うことでそう思われてしまう訳ですね。うまく伝えられなければいつまで経っても内定はもらえません。

面接に受かるためには「準備」が重要である

転職で面接に受かるためには準備が重要です。相手に自分のアピールポイントを伝えられなかったのは、準備不足が原因です。「自分は経験を通じて、企業に何を提供できるのか?」その程度のことでも、準備しなければ満足に伝えられないんです。

面接の時間はどのくらいでしょうか?30分?1時間?いずれにしても応募者のアピールポイントを知ってもらうには少ない時間です。「30分で何が分かるの?」と思うかもしれません。しかし、面接時間を無限に持つ訳にはいかないです。最大でも1時間しか面接の時間がない中で、相手に自分を知ってもらわないといけないと心得、対応しなければいけないんですね。そのためには人事担当者の質問にパッパッと応えられるよう、準備しておかないといけません。

どのように準備していけば良いか、4つのポイントに沿って解説します。

準備1.言いたいことを書き出す

履歴書、職務経歴書はしっかり書けているのに、面接になるとうまく伝えられない。そういう時は、言いたいことを書き出しましょう。面接時間はわずか30~60分。その限られた時間の中で応募者の全てを伝えることはできません。全てを伝えるのではなく、「言いたいこと」は何か、書き出しておくことが先決です。書き出しておけば、自分が言いたいことが何かクリアになってきます。

書き出す手段はペンによる手書きをおすすめします。紙じゃなくても構いません。iPadのようなタブレットでもPCでも、ペンで手書きで書ければ良いです(スマホは小さいので不可!)。この際、キーボードは使わない方が良いでしょう。なぜかというと、言いたいことを整理するには、まず、頭の中の「言いたいこと」をザーッと書き出してみる必要があるから。そのためには、PCのキーボードでは最初から型にはまった感じがしてしまいます。ザーッと書き出してみるには手書きで、何も考えずに書くことから始めましょう。

準備2.経験・実績と言いたいことをリンクさせる

言いたいことを整理したら、次は経験・実績を書き出していきます。この時はPCのキーボードを使った方が良いでしょう。経験・実績は時系列で整理できますし、経験社数が多ければ企業ごとに分けて書き出す必要がありますから、分かりやすく書き出します。

書き出したら、準備1.で書き出した「言いたいこと」を、経験・実績とリンクさせていきましょう。なぜ、リンクさせるべきなのでしょうか?企業は応募者の「言いたいこと」を聞きたい訳ではなく、経験・実績を聞きたいものです。しかし、経験・実績は書類を見れば分かりますし、また、面接の場面で淡々と「こんなことをしてきた」「あんなことをしてきた」と語られても無味乾燥な感じがします。面接は人間関係の場面ですから、血が通った経験・実績を聞きたい。そのために「言いたいこと」をリンクさせる訳ですね。

例えば、企業が人事職を募集していたとします。面接に呼んだのはXさんとYさんの2名。話を聞いてみると、どちらも豊富な経験を持っていました。企業は人事制度経験者を求めていたため、面接ではその点について突っ込んで聞いてみました。すると2人は以下のように回答します。

  • Xさん「私は、コンサル会社の支援を得て、ジョブ型の人事制度を導入しました。導入は大変でしたが、職能資格だった以前と比べて、社員がモチベーションを向上させています」
  • Yさん「私は、コンサル会社の支援を得て、ジョブ型の人事制度を導入しました。コンサル会社に対しては、なぜジョブ型なのか、職能資格ではダメなのかといった基本的なところから議論を進め、社員のエンゲージメントを高められる人事制度を目指してコンサル会社と共に制度構築に関わってきました」

ジョブ型の人事制度を導入したという事実は、XさんもYさんも同じ。違うのは、制度構築にあたりたとえ社外のコンサルタントを使ったとしても、自分がどのように関わったか?ということです。これが「言いたいこと」なんですね。評論家ではなく、実行者なのかどうかが、人事制度構築に関与した経験を述べただけで分かります。結果、内定を得たのはYさんでした。

準備3.質問と回答の流れを止めないために「会話の練習」をする

面接は対人関係の場です。従って、面接においては質問と回答の流れを止めないことがポイント。そのためには日頃から積極的に人と話して、間髪を入れずに質問したり回答したりするようにしておくことが重要です。要は会話の練習なのですが、これを幼稚だと捉えておざなりにしてしまうと面接にはなかなか受からないと思います。

家族でも、友だちでも、知人でも良いです。職場の同僚でも構いません。相手に会話の練習をしていると思わせずに、積極的に話していって下さい。もちろん、質問でもOKです。ポイントは、間を空けないということ。最初は間が空きますが「間を開けずに話す」ことを意識すれば、会話は、Aという事柄に対してA’、A’’、A’’’などと、言葉を重ねていくだけでどんどんと話が膨らむことが分かると思います。相槌も必要なので相槌もして下さい。ただし、相槌ばかり打っていると相手が話しているのを聞いているだけになるので、相手が言ったことをリピートするだけでも良いです。さながら漫才のように流暢な会話の流れができてきます。

また、立場は逆転しますが、私が採用面接の支援をさせて頂いた時、新しく採用担当になった方を教育したことがありました。その方は20代後半の男性で、あまり会話が得意ではありません。そのため面接でもカンペを読むだけでうまく応募者に質問できないことが課題でした。私は、彼に、会話の練習をしてみて下さいと言いました。本当に、それだけだったのですが、1カ月でメキメキと上達し、カンペをほとんど見ずに流暢に質問できるようになりました。

準備4.俳優のように面接をシミュレーションする

準備の最後は、面接のシミュレーションになります。どんなことをシミュレーションするかというと、俳優がドラマの練習をするようにシミュレーションすることです。ただし、相手は脚本を持っていないことを想定しましょう。

といっても何ら難しいことではありません。面接官から質問されることは大抵決まっているので、それに沿って回答例を作り、質問→回答→質問→回答の流れでざっくりとしたストーリーを作れば良いです。それを元に、シミュレーションを行って下さい。

大抵、質問は深堀りされていくため、シミュレーションの際には深堀りした質問を想定して下さい。目の前に面接官がいることを想定して練習するのは、正直、恥ずかしいかもしれません。しかし、人生を左右する面接ですから多少恥ずかしくてもシミュレーションしていきましょう。そうすると徐々に板についてきます。

ただし、気を付けなければいけないのは、相手の俳優、すなわち面接官は脚本を持っていないということです。応募者だけが脚本を持っているので、面接官は好き勝手にしゃべります。もちろん、大抵の質問事項は共通しますし予想できますが、それでも変な方向からミサイルが飛んでくることもある。それに対応するための柔軟性を持っておかなければなりません。

番外編:マナーに気を付ける

面接でうまく話せても、マナーに違反するとそれだけでNGの企業もあります。マナー程度で不合格になるのはもったいないです。従って、油断せず、新入社員研修を思い出しながら、ビジネスマナーにも気を付けるのを忘れないようにして下さい。

失敗したら次に繋げるための準備を行う

準備1.~4.を行えば面接通過は安泰か?いいえ、残念ながら、しっかり準備を重ねても面接に受からないことはあります。その理由は、他にライバルがいたり、応募者の経験・実績そのものが採用基準に達していなかったりと、様々です。書類上の採用基準と、面接上の採用基準は違うので、面接でうまくアピールできたと思っても、そもそも、アピールした内容だけでは基準を満たしていない場合があります。

「そんなの書類選考で見抜けよ!」と思ってしまいますが、なかなか、書類だけでは見抜けないため面接を通じて実態を確認するんですね。しかし、落胆する気持ちをいつまでも引きずらないようにしたいところです。準備した成果が結果として表れないと、ガッカリしますね。

採用では不採用の時に、人事担当者は「ご縁がなかった」と言います。転職活動にも縁がありますから、「縁がない企業だったんだ」と思って次に思考を切り替えて頂きたいと思います。

そのためには、次に繋げるための準備をすることです。準備1.~4.は抜かりなかったでしょうか?自分でできていると思っても、他者から見るとそれほどでもないことがあります。従って、準備1.~4.あるいは番外編のビジネスマナーについても、他者からのフィードバックを受けてみて下さい。その上で、何度もブラッシュアップを重ねます。

本業をやりながらの転職活動は辛いです。時間もありません。しかし、理想の自分は、行きたい会社の内定を得てバリバリ働いている自分です。準備をしっかりこなすこと、ブラッシュアップしていくことは、その姿に近付くための問題解決だと思って下さい。そうすれば、内定はそう遠くない未来に手元に届くことと思います。

まとめ

転職で面接に受かるための準備にフォーカスをあてて解説してきました。準備1.~4.をしっかりこなしていくことで、着実に内定への道が近付きます。そして、必ず、他者からのフィードバックをもらって理想の自分に近付いていって下さい。

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Posted by erinanase