第二新卒が転職で成功するための絶対条件・譲れない要件について

2019年4月10日

第二新卒って何?

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「新卒で希望する業界に入社できなかった」「せっかく入社した企業が希望と違った」などの理由で、第二新卒の人が転職するケースが増えています。しかも、企業の方でも第二新卒向けの求人を出しています。第二新卒で転職したいと思っている人にとっては千載一遇のチャンスです!第二新卒の転職市場ができているくらいですから、この機会を逃しちゃうともったいないですね。

第二新卒とは?

では第二新卒とはそもそもどういう世代のことをいうのでしょうか?新卒で就職して、1~3年の社会人のことをいいます(未経験も含む)。終身雇用の崩壊が叫ばれ、1つの企業に定年まで勤めるのではなく、人材が流動的になってきました。そうした中、第二新卒で転職するケースが増えてきているのです。

第二新卒は社会人としての経験が短いので、新卒と同じ扱いにする求人もあります。逆に第二新卒枠を設けている求人もあります。石の上に3年という言葉もありますけど、第二新卒の求人が増えてきているのですから、3年も待たずに見切りをつけ、第二新卒として転職することも手段の1つですよ。

第二新卒の採用ニーズが高まっている

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第二新卒に対する企業のニーズは高まっています。

第二新卒は、新卒と同じくらいの年齢なのに「社会人経験がある」「新入社員研修が必要ない」「何らかの実務経験を有している」など、新卒と比べてポテンシャルが高いとみなされるからですね。

新卒が3年以内に止める離職率は30%と高止まりし、なおかつ、最近の人手不足事情があいまって、新卒採用で思うように人材を確保できなかった企業が第二新卒の採用に乗り出しているんです。

第二新卒は経験が少ない。だから自分たちは転職しようと思っても無理じゃないかと諦める必要はありません!企業は第二新卒の実務経験を見ない訳ではありませんが、多くはポテンシャル採用をします。経験は少ないけれど、社会に出ていますし、ビジネスの経験があるので教育コストが少なくて済みます。経験が少ないといっても何らかの実務経験を有しているので、新卒よりはポテンシャルが高いですよね。

ですから第二新卒は経験が少ないから転職できないと思うことはないんです!企業が第二新卒のポテンシャルを求めて採用しますから、「私はこういう経験をしてきた」というよりも、自分のポテンシャルを積極的にアピールする転職活動をしていきましょう!

第二新卒が転職する時の絶対条件!勤務先は生涯年収で決めよう

「第二新卒が転職する時の絶対条件!勤務先は生涯年収で決めよう」のイメージ

新卒で就職した企業に定年まで勤め上げる時代ではなくなりました。せっかく入社した企業。転職せずに勤められれば楽かもしれません。転職ってエネルギーが要りますしね。定時後に面接を受けたり、時には休暇を取ってでも面接を受けなければならなかったりと、転職したいと思ったら、それ相応の時間を投入しないといけません。

でも、そこで「転職しなくていっか!」って思わないで頂きたいんですよ。

だって、せっかく入社した企業の給料が安かったらどうしますか?今は独身だから良いかもしれませんね。結婚したらどうなるでしょう。生活していけるでしょうか。年収が低くても、「せっかく入社した企業だから」と我慢して働くのでしょうか。

現在は、夫が妻を養う時代ではなくなり、夫婦共に働くようになっています。独立行政法人労働政策研究・研修機構によると、専業主婦世帯と共働き世帯は1997年に逆転し、以後その差は開く一方です。

以下は、「専業主婦世帯と共働き世帯(1980年~2017年)」の図です。

「専業主婦世帯と共働き世帯(1980年~2017年)」の図

画像出典:https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0212.html

できるだけ高い年収がもらえる企業で働くこと。これが絶対条件です。

生涯年収

第二新卒の人は、自分の会社の生涯年収を確認して下さい。自社の平均年収×大卒の勤続年数(43年)=生涯年収が出てきます。平均年収が分からなければ、人事に聞いて下さい。第二新卒はキャリアが浅いですがお金には敏感であるべきです。

生涯年収が低く、将来、パートナーに負担を強いることが予想される場合は、転職を検討しましょう!初任給が高くてもアテにならないですよ。生涯年収が高い会社で働きましょう。

よく生涯年収の平均が3億円と言われますが、上の式にあてはめて逆算すると平均年収は700万円を稼ぐ計算になります。商工リサーチが公表した「上場企業の平均年収ランキング」によると、上場企業の平均年収は599万円。

全業種の平均なので一概には言えませんが、上場企業でさえ600万円に満たない金額なので、生涯年収3億円というのはちょっと信憑性に欠ける気がしますね。上場企業の平均年収から生涯年収を計算すると、2億5757万円です。

生涯年収の1つの指針として、2億5757万円を基準に、安いか高いかを判断しましょう。100万円単位で安いなら目をつぶっても、数千万円単位で安いなら転職を検討して下さい。

第二新卒で転職するなら「譲れない要件」を2つ持て!

「第二新卒で転職するなら「譲れない要件」を2つ持て!」の図

いくら生涯年収が高くたって、「仕事が合わなかったらどうするんだ?」とか「転勤したくないのに転勤が多い会社だったらどうするんだ?」とかいう疑問が出てくるでしょう。

なので、生涯年収は、第二新卒が働きたい企業を決める時のマストの条件として、それ以外に譲れない要件を2つ持っておくことが重要です。なぜ2つなのか?3つじゃダメか?1つでも良いのではないか?という疑問もあると思いますが、第二新卒は社会経験が少ないので、たくさんの要件を備えたとしても、現実と合っていない可能性があります。逆に、要件が少ないと欲が出てきて、転職した時に後悔するので2つに留めました。

譲れない要件

第二新卒にとって譲れない要件といっても、直ぐに考えつかない場合があるので、以下にリスト化しておきます。適当なものを2つ、選んで下さい。

・仕事が合うこと
・人間関係が合うこと
・企業風土が合うこと
・転勤がないこと
・勤続年数が長いこと
・業界が合うこと
・年功序列であること
・若いうちからチャンスがもらえること
・将来、独立するためのキャリアが磨けること
・女性活躍ができること
・福利厚生が潤沢であること
・リモートワークができること
・副業ができること

譲れない要件を2つ選び、転職活動時、企業を決める上の要件としましょう。これらが叶わないようなら、その企業に転職すべきではありません!

もう1つ言うと、今の会社の生涯年収に満足し、2つの要件も満たしているようなら、転職すべきではないとも言えますね。

仕事と人間関係はいつも合うとは限らない

上記リストの中で、気を付けたい項目が2つあります。それは、仕事と人間関係。

新卒で日本企業に就職したことがある第二新卒の人は、配属されるまでどんな仕事に就くか分からなかったと思います。「こんな仕事をしたい」と思って入社しても全然違う部署に配属されることもあり得ます。「これは私がやりたい仕事じゃないから転職したい」と思って転職しても、次の会社でも「やりたい仕事」に就けるかは分からないんですよ。転職後は希望する仕事に就けても、人事異動で違う部署に異動することもあり得ます。

ですから、仕事は、合う仕事をしたいというのは分かるんですが、人事異動の可能性は織り込んでおくべきです。後は、人事異動されないよう、「この部署に是が非でも自分は必要だ」という専門性を身に付けておきます。そうすると、人事異動の機会が減るかもしれませんね。それでも人事異動はゼロではないので、人事異動になっても自分はこの会社でキャリアを磨いていきたいという気概が必要ですね。

もう1つは人間関係。これも仕事と同じで、転職後は人間関係が良くても、働いている間にどんな人材が自分の周りに来るか分かりません。合わない人間はどこにでもいるので、人間関係が常に良いとは限らないことを織り込んでおきましょう。

あとは、仕事と同じで、自ら人間関係を良くするように行動を改めてみて下さい。

第二新卒が回り道をしてはいけない3つの理由

「第二新卒が回り道をしてはいけない3つの理由」の図

ここまでは第二新卒が転職する時の絶対条件と2つの要件について説明してきました。それでも「第二新卒で転職するって早くないか?もっと今の会社を見極めたい」と思う人がいるかもしれません。

でもそれは危険です。第二新卒は、第二新卒という転職市場があるくらい、採用側にとっては明確な採用のターゲットになっています。その時期を逃すと今度は、企業の方でも皆さんに「経験」を求めてきます。その時に企業が求める経験をしていれば良いのですが、そうでない場合、転職できる可能性がグッと下がってしまいます。

そうならないように、絶対条件と2つの要件を満たさない会社は、第二新卒の時点で転職した方がベターです。

以下に、第二新卒が回り道をしてはいけない理由を3つ書いておきましたので、参考にされて下さい。

1.第二新卒はポテンシャルで採用されるから

第二新卒は社会に出ています。ですから、企業から実務経験は問われますよ。でも、多少実務経験が少なくても、のびしろ(ポテンシャル)があれば企業は採用してくれます。

第二新卒でなくなると、本格的に実務経験が問われるようになります。

「社会に出て3年でこの経験?なんかものたりないなあ」と思われ、書類選考に通過しないことだってあるんです。第二新卒なら経験が浅くたってポテンシャルを買ってくれます。

2.第二新卒は人物面で評価されるから

第二新卒はポテンシャルで採用されるということは、人物面をしっかりとジャッジされるということですね。もちろん第二新卒以降でも人物面はジャッジの対象になりますが、実務経験、論理的思考力、リーダーシップ、マネジメントなども問われていきます。人物面が問われない訳ではもちろんないのですが、「人柄は良いけど当社ではやっていけないよね」と人事に思われたら採用されません。

その点、第二新卒は人物面での評価が内定を大きく左右するので、第二新卒がこれまで磨いてきた自分の人間力を遺憾なく発揮するチャンスでもあるんですね。これまで人間力を磨いてこなかった人は、転職活動に苦労すると思います。今からでも遅くないので、努力してみましょう。

社会人が人間力で勝負できるのは、芸能界と第二新卒くらいですよ!

3.資格では仕事ができないから

「私は実務経験が少ないから資格を取る。資格で未経験を補う」ということを言って、資格取得に専念しちゃう人がいるんですが、時間のムダなのでやめましょう。

資格を取ったって、それで仕事ができるようになるはずないじゃないですか。看護師とか薬剤師のように、仕事に直結する資格なら別ですよ。そういうキャリアを築きたいなら学校に行ってでも資格を取るべきだと思います。

でも、乏しい経験を補強するためとか、知識を得たいとか、そういう理由なら資格の勉強に専念するのはやめましょう。

第二新卒が転職するなら、第二新卒に特化した転職エージェントを選ぼう

「第二新卒が転職するなら、第二新卒に特化した転職エージェントを選ぼう」の図

第二新卒市場があるだけあって、第二新卒に特化した転職エージェントがあります。どれも特徴が違うので、自分に合ったエージェントを選んでみましょう。

なぜ転職エージェントなの?

転職エージェントをおすすめする理由は、第二新卒のキャリアが浅いからです。エージェントは、第二新卒であるあなたに対して親身になって相談に乗ってくれます。

面接の応対やアドバイスはもちろん、書類の書き方まで丁寧に教えてくれます。「そんなの自分で探すよ~」っていう人もおられると思いますが、エージェントの利用料は無料なんですよ。自分で調べるのと、人に聞くのと、どっちが効率的ですかね?言うまでもなく人に聞いた方が早い。そうなんです。タダで人に聞いたりアドバイスを受けたりできるなら、エージェントを使わない手はないんですよ!

また、面倒な面接日程の調整もエージェントが代行します。第二新卒であるあなたが直接、応募すると、日程の調整は自分で行わなければなりません。しかし、エージェントなら、人事担当との面倒な手続きも代わりにやってくれるんです。

転職エージェント

▼マイナビ

20代・第二新卒・既卒の転職ならマイナビジョブ20’s!!

マイナビ画像

画像出典:https://mynavi-job20s.jp/

マイナビジョブ20’s(トゥエンティーズ)は、株式会社マイナビが運営する転職サービス。「20’s」という名前の通り20代・第二新卒・既卒向けの転職サービスになっています。利用料は無料です。

マイナビジョブ20’sは転職エージェントです。第二新卒であるあなた専任のキャリアアドバイザーが個別にカウンセリングを行い、あなたに見合った求人を紹介してくれます。応募手続き・面接日程を代行するのはエージェントならではの特典ですね。

マイナビはテレビやインターネットなどで広告を出していますから、知名度が高いです。マイナビは新卒や転職サービスの他、不動産やウェディングなど多彩な事業を行う大手人材サービス会社。

マイナビジョブ20’s は、知名度が高く、大手であることから安心感があります。エージェントを使う人事からも信頼が置かれていますので、求人も多数扱っています。

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▼ジェイック

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ジェイックは20代の既卒・フリーター・第二新卒向けの転職エージェント。利用料は無料です。

ジェイックはマイナビほどの大手ではありませんし、CMもやっていないので第二新卒にとって知名度は低いかもしれません。ただし、大手に負けないほどのサービスがある会社です。

企業を紹介してくれるのは他のエージェントと同じなのですが、なんと書類選考なしで20社と面接することができます。「なかなか書類を通過しない」という第二新卒にとってはありがたい存在ですね。

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まとめ

いかがでしたか?第二新卒が転職すべき絶対条件から、譲れない要件、第二新卒が転職を後回しにしてはいけない理由などを説明してきました。

転職は1回しかしないものではありません。2回、3回と繰り返す人もいます。筆者も3回転職しましたが、第二新卒の時に転職したのが最初でした。その時に初めて、人事という仕事に出会い、以後、ずっと人事関連で仕事をしています。人事職から離れても、自分にとって人事関連の仕事はなくなっていません。第二新卒で転職して良かったと思っています。

第二新卒の時期は短いです。どんなに長くても3年です(大卒なら)。ですので、この時期を捉えて、良い転職先に出会えることを望んでいます。

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Posted by erinanase