転職の最終面接で落ちる人の特徴10選

2019年4月10日

転職活動をしていて、書類も一次面接も通過するけれど、最終面接で落ちたという経験はありませんか?それも何度も落ちてしまったことはないでしょうか?最終面接の面接官は役員です。なぜ役員のジャッジで不採用となったのでしょうか。

一次面接では評価が高かったのに、最終面接で落ちてしまうと「なぜ?」と思ってしまいますよね。エージェントを利用している人は、エージェント経由で「落ちた理由」を聞くことができます。ただ、そこでも曖昧な理由しか教えてもらえないこともあります。例えば、「当社に合わなそうだったため」と言われても分からないですよね。

そうなると、一体、最終面接で自分の行動のどこが悪かったのか分からず、また最終面接で落ちることになります。せっかく転職活動に時間と費用をかけて臨んだのに無駄になってしまいます。そうならないためにも、最終面接で落ちる人の特徴を知り、自分がそうなっていないかを確認しておく必要があります。

今回は、最終面接で落ちる人の特徴を10選んで紹介しますので、最終面接を乗り越えるための参考にして下さい。

最終面接で落ちる人の特徴10選①ビジネスマナーができていない

最終面接では、改めてビジネスマナーを見られます。面接会場に入るところから始まり、みだしなみ、挨拶などがしっかりできているかを見られます。「新入社員じゃないんだから」と高を括ると不採用まっしぐらです。

ここで、筆者のエピソードをご紹介します。筆者が中途採用を担当していた時のことです。一次面接はすんなり通過し、最終面接に進みました。筆者自身も面接官として最終面接に入っていました。応募者は実務経験もマネジメント経験も豊富。役員も気に入っていましたが、少し気になることがありました。

それは、どことなく偉そうに見えることでした。堂々としているという見方もあるのですが、どうもそうではない。偉そうに見えるのです。そこが気になった役員は私に命じて、情報を取り寄せます。筆者は、応募者と交通費精算や書類のやりとりをした若い男性の人事担当者に尋ねました。「なにか気になる点はなかったか?」と。

すると彼は、「片手で書類を渡したり、ポケットに手を突っ込んでいたり、交通費精算の説明をしているのに精算書の方ばかり見てこっちを見てくれませんでした」と言うのです。それを聞いた役員の答えは「不採用」。ビジネスマナーができない人という烙印を押されたのです。

たかがこんなことでと思うでしょうか?恐らく、相手を格下と見てしまったことによる行動なのでしょう。人を各位で見て悪い態度を取るのはビジネスパーソンとしてありえない行為です。どんな相手にも油断せず最終面接に臨んで下さい。

最終面接で落ちる人の特徴10選②いつまでも緊張が解けない


最終面接の面接官は役員です。一次面接よりも、どうしても緊張します。緊張しない人は、その企業のことを軽んじている人でしょう。しかしどんなに緊張したとしても、いつまでも緊張したままではいけません。最終面接中に、緊張は解かないといけないのです。

面接時間は30分~1時間が多いですが、最終面接は30分くらいでしょうか。30分というのは結構長いものです。30分間、最初から最後まで緊張しっ放しでは、「この人は当社に入っても働けないのではないか」と役員に疑われても仕方がありません。相手が緊張させる人だとずっと緊張が解けないのか?それなら当社に入れることは難しいと判断されるでしょう。

緊張する場面では、相手のペースに飲まれないよう自ら主導権を握る必要があります。最終面接では緊張する場面で応募者がどう行動できるか、どうペースをつかめるかを問われています。いつまでも緊張したままにならないように、主導権を握れる訓練を日常的にしておきましょう。最終面接にぶっつけ本番では、緊張は解けません。

最終面接で落ちる人の特徴10選③発言が聞き取れない

最終面接では、できるだけ声を張るようにしましょう。無駄に大声を出す必要はありませんが、相手にはっきりと聞こえる声で臨みます。発言が聞こえないようでは、せっかくの応募者のアピールも無駄になってしまいます。役員に聞き直しをさせるのも懸命ではありませんよね。ですので、明瞭に話せるようにしておきます。

この「発言が聞き取れない」には、言っていることが分からないことも含めます。言葉に言葉を重ねて、非論理的な発言になってしまっては相手は分かりません。言葉ははっきりと、簡潔に言わなければなりません。アピールしたいあまりにくどくどと言葉を重ねると、「頭が悪い人ではないか」という疑念を役員に与えかねません。質問に対してはシンプルに、ずばっと答えられるよう修練しておくことが必要です。

改めて、最終面接の面接官は役員です。役員は忙しいです。実務から離れている人がほとんどですが、その代わりたくさんの案件の決裁を行います。経営方針も決めます。決算にも重大な責任を担っています。そういう人たちがわざわざ時間を割いて面接を行っているんです。彼ら彼女らの時間を奪うべきではありません。そのためにも、発言が聞き取れるようにしたいですし、理路整然と簡潔に発言するように練習を重ねたいものですね。

最終面接で落ちる人の特徴10選④元気がない

転職活動をしている応募者の方は、「元気」を新入社員の専売特許のように思ってはいませんか?「新入社員ではないのだから、静かに答えたって良いじゃないか。私は仕事ができるんだ。仕事で判断して欲しい」と思っている人は今すぐ改めて下さい。

静かに応答することがスマートだと思ってはいけません。役員は応募者のことを何も知らないのですから、「元気がないなあ」と思われるよりは「元気がある」と思われた方が良いです。後者の方がポジティブですから。

仕事ができるかどうかは、発言を聞いて想像するしかありません。しかし、元気があるかどうかは、今そこに座っている応募者の発言や態度、雰囲気から分かることです。目の前のあなたを見て、元気があるか否かをジャッジできるのです。これほど明瞭な判断基準はありません。ですから、無駄に体力を使う必要はありませんから、「元気がないなあ」と思われないよう努めて明るく振る舞って下さい。元気のなさが個性だと思い込んでは、最終面接では受からないのです。

最終面接で落ちる人の特徴10選⑤変化球の質問に即応できない

最終面接では一次面接で聞かれたことを再び聞かれたり、あるいは突拍子もない質問を受けたりすることがあります。後者が曲者です。応募者が予想できる質問が直球なら、突拍子もない質問は変化球です。変化球の質問にも答えられるように準備しないといけませんが、そもそも変化球なので「準備のしようがない」とも言えます。

一次面接であろうと、最終面接であろうと面接は生きています。生身の人間がジャッジするのです。ですから会話の流れに身を置いて言葉を交換していかないと、変化球には耐えられません。つい変な風にバットを振ってしまって、アウトになってしまうでしょう。

筆者が立ち会った最終面接のエピソードを紹介します。職務経歴書を皿のようにして見ている役員がおられました。この方は開発系のご出身でマネジャー経験が長く人をよく見ている方でした。

この方が面接中に、変化球を投げました。営業職の面接です。

「職務経歴書を拝見しました。5社ご経験されていますね。2番目の会社についてお尋ねします。この会社での実績だけ、他の会社より実績が少なく書かれているのですが、具体的にどんな実績を挙げられましたか?」

すると応募者はしどろもどろになり、うまく答えることができません。役員はさらに言葉を継ぎます。

「それでは質問を変えます。どんな行動をされてきましたか?」

それでも応募者は答えられませんでした。筆者はその場に立ち会っていて、なぜ応募者が答えられなかったのか分かりませんでした。面接後に気になり確認してみると、2番目の会社だけあまり大した実績がなかったとのこと。でも、書かない訳にはいかないので書いたが、「他の会社より実績が少なく書かれている」と、ずばり指摘されると嘘を見抜かれているようで答えられなかったと言っていました。

もちろん不採用でしたが、変化球の質問では役員は応募者の嘘も見抜きます。会話の流れに乗ることは大前提ですが、それだけではなく、誠実な応答をするようにして下さい。大したことをしていなければ、そう言えば良いだけのことなのです。

最終面接で落ちる人の特徴10選⑥逆質問ができない

最終面接であっても、「最後に、ご質問はありませんか?」と聞かれることはあります。そこで「最終面接だし、相手は役員だ。つまらないことを聞いて心象を悪くしてはいけないぞ」と、余計な気を回して答えないと不採用になりかねません。

面接は徹頭徹尾、自己アピールの場です。書類選考だって応募者の広告です。ですから最後に質問はないか?という、逆質問をする機会を逃してはなりません。この場でも、効果的な質問を投げて存在感を示すべきですよ。

留意したいのは、どんな質問をすれば良いかを予め考えておくことですね。何も考えないでいると、実務的なことを役員に聞いてしまって、顔をしかめさせることになってしまいます。業界のことや、会社で活躍している人材のことなど、少しマクロ的な視点で質問してみると良いでしょう。

最終面接で落ちる人の特徴10選⑦油断している

最終面接では、油断は禁物です。特に一次面接と最終面接の面接官の間で情報が共有されていると思い込むことほど、危険なことはありません!

一次面接と最終面接では面接官が違います。しかも、役員は人事担当者から情報を共有されたことを、忘れてしまう人がいるんですね。応募者はそこを分かっておらず「一次面接で聞かれた質問だな。きっと情報は共有されているに違いない。だから、シンプルに答えておけば良いかな」と思ってしまいがち。そうなると、役員は「応募者は気が抜けている。油断しているように見えたな。わが社へ入社したいという意思をまるで感じない」として、不採用のジャッジを下してしまうんですね。

役員は忙しい時間をつくって応募者と会っています。ですから、確認するような質問はあまりせず、聞きたいことを聞いていると思った方が良いです。一次面接と同じ質問をされても油断せず、熱意を持って語りましょう!

最終面接で落ちる人の特徴10選⑧組織風土に合わない

組織風土に合わないと最終面接には受かりません。では、組織風土はどのように調べたら良いのでしょうか?

志望している会社の組織風土を調べるには、まずは会社ホームページを調べるのが手っ取り早いでしょう。ホームページには社長メッセージやリクルーティングページがありますので、それらを精読して会社の雰囲気を掴んで下さい。

あとはインターネットのメディアを確認するのも手段の1つです。社名をインターネット検索すると、思いのほかヒットする場合がありますね。社長や役員がメディアから取材を受けている場合もありますから、こういう組織風土なのだろうというのを掴んでおいて下さい。

最終面接中、役員から「こんな会社なんだけど、あなたはやっていけるの?」という、率直な質問を受けることもありますよ。そんな時にはYes/Noで答えず、少しだけ考えてから自分の魅力的なプロフィールと共に語ると良いですね。やっていけるの?と聞かれて、「はい。できます」なんて答えるのは学生だけですから。

最終面接で落ちる人の特徴10選⑨即戦力と思われない

自分が志望している企業にとって、自身が即戦力であるか否か。これは転職活動の成否を左右する重要なポイントです。他の人でも代替できそうだと思われるような人は、どれだけ一次面接の評価が高くても受かることはありません。

一次面接で即戦力であるかが見抜けなかったかというと、そういう訳ではないでしょう。一次面接でも即戦力になるということは、重要な評価基準になります。ただ、最終面接の場は役員が面接官なので緊張します。時間が一次面接よりも少ないことがあります。

ですから、自分が志望している企業にとって即戦力だということが端的に理解してもらえる言葉を予め想定しておく必要があります。最終面接では、それをシンプルな表現で発言しましょう。

最終面接で落ちる人の特徴10選⑩マネジメント力が欠けている

最終面接の面接官は役員です。彼ら彼女らは、マネジメントの最高レベルの実践者です。現場のマネジャーではありませんが、かつては現場のマネジャーを経験してきました。かつ、役員として現場のマネジャーを指導する立場にあります。ですから、普段からマネジメントには相当な時間を費やし、エネルギーを投入しているはずです。

応募者が若手社員であればマネジメントの片りんを、中堅社員にはマネジメントのポテンシャルを、管理職候補者であればマネジメントそのものを求めます。「若手社員にもマネジメントを求めるのか?」と思うかもしれません。しかし、マネジメントといってもレベルがあります。マネジメントは組織目標を達成するために行動すること、あるいは施策を実施することなどをいいます。若手社員が組織目標を達成するために行動するといっても、権限がないし経験も少ないので限界があります。それでも、「片りん」は確認することができるんですね。

例えば積極的に発言するとか、責任をもって仕事をするとかいったことです。レベルは低いかもしれませんが、誰も発言しないのに自ら発言したり、納期通りに正確に仕事をしていくといった行動は、マネジメントのベースを成すものです。専門能力の発揮ではなく、マネジメントなのです。優秀なマネジャーもこういったマネジメントの片りんを積み重ねていって、マネジャーに昇進していきました。

マネジャーではなく、専門職という職種への道を設けている会社もありますから、マネジメントが全てではありません。でも、専門職だからといってマネジメントをないがしろにする会社はどれだけあるでしょうか?役員は、最終面接に臨むにあたり、マネジメントができていないけれど採用してみようかとはなりません。高度なマネジメントでなくても、専門職なりに求められるマネジメントはあるはずです。組織に属して仕事をする以上、マネジメントを回避することはできません。そこをはきちがえると、最終面接に受からないということになり得ます。

落ちる人の特徴を満たさないようにしよう

これまで、最終面接で落ちる人の特徴10を見てきました。最終面接で落ちる人には落ちる人なりの特徴があるものです。どれだけ実務経験があろうと、実績を積んでいようと、落ちる人の特徴を満たしてしまえば最終面接で受かることはありません。

上記に書いたことを振り返って頂き、最終面接に臨んで頂ければと思います。ゴールはすぐそこに見えています。

Follow me!

転職

Posted by erinanase